・釈迦は、人間の苦の原因とその解決法を説いた

 釈迦が菩提樹の下でさとり、説いた教えとは、「縁起」「四諦」「八正道」から成っている。「縁起」とは、物事が互いに関係しあっているという意味。そこから人間が苦であるならば、原因がなくなれば、苦悩もなくなるということを導きだし、人生が苦であることの根本原因を考えたのである。「四諦」とは、四つの真理のことで「苦諦」「集諦」「滅諦」「道諦」をいう。それぞれの苦という人生の本質、苦の原因、原因の消滅、苦の原因を取り除く方法を説いている。四諦のうちの道諦をさらに詳しく説いたのが、「八正道」である。ここでは苦を消滅させるためには、八つの正しい道(方法)があるとしている。正見・正思惟・正語・正業・正命・正精進・正念・正定というのがそれで、これらの修行を積むことによって、煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとしているのである。釈迦はこうした教えを相手の理解力や素質に応じて、臨機応変に説いていった。これが「対機説法」あるいは「応病与薬」と呼ばれる説法のしかたである。
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